HOME | CONTENTS | PROFILE | NEWS | SICK | HOBBY | FAVORITE | DOG | DIARY | COLUMN | LINK | GUESTBOOK | MAIL


《病歴のインデックスはこちら》


1999.11.23

サルモネラ菌食中毒で、緊急入院!!


平成11年11月23日(祝)、朝から下痢気味で調子が悪いなぁと思っていたら、昼くらいからだんだん悪寒がしてきて、休日診療してくれると言うことで耳原病院(大阪府堺市)に行った時はもう最悪。そのまま入院することになってしまいました。

高熱が3日ほど続き、下痢はまさしく水状態!

熱は40度近くの高熱が続き、下痢はもう水といってもいいくらい。 いままで食中毒というか、ものにあたって下痢をしたことはありますが、今回はいままでのものとは全然桁違い。最初の夜なんて熱でふらふらになりながらほとんど眠れませんでした。夜中にトイレに30回以上は行ったと思います。2日目も3日目も全く熱が39度台から下がらず、看護婦さんに、氷枕を頭と脇と股に挟んでもらいましたが、まったく効果がありませんでした。原因は便を検査してもらった結果、サルモネラ菌による食中毒であることが判明しました。サルモネラ菌は玉子を媒介として感染するのですが、それ以来玉子は全然食べる気がしなくなりました。

結局、中華料理店のチャーハンが原因!

今回、4人家族のうち3人が下痢になりました。3人が同じように食べたものをいろいろと考えてみると、結局チャイニーズレストランのテイクアウトしたチャーハンしか思い当たりません。少し残っていたチャーハンを保健所で検査してもらうと、私の便から出てきた菌とチャーハンにあった菌、それと店の拭き取り調査で出てきた菌はすべて同一のものであることが証明されました。でも、そのお店でこの菌に感染したのは、結局我が家だけ(なんという不運)。保健所の調査後、そのお店は一日だけ営業停止になりました。そして、後日お店の偉い方が謝罪に来られました。

ヘリコバクターピロリ菌、発見!

入院している間に、あの嫌な嫌な胃カメラを飲むことになりました。最近の胃カメラはコードが細くなったので飲みやすいと聞いていたのですが、この病院のは今までと同サイズ(オリンパス製だったので、デジカメやMOドライブも見るのが嫌になっています)。吐きそうになりながら検査してもらったら、胃潰瘍と十二指腸潰瘍がありました。そして、生検もしてもらったのですが、私の胃の中にはあの「ヘリコバクターピロリ菌」が見事いました。これは近年発見された細菌で、本来はアルカリ性で胃の中にいることはできないのに、酸を中和しながら胃の中に棲んでいるそうで、この菌のおかげで胃酸のバランスが崩れ、潰瘍を発生させたり、ガンの原因になったりするという悪者なのです。でも40歳以上の日本人は、その7、8割がすでに持っているそうです。結局、薬でやっつけられるそうなので、現在は薬を服用しています。もう死んだかな?

10日間の入院生活で得たもの。

仕事面では、この入院でいろいろと周りに迷惑をかけましたが、入院中は改めていろいろなことを見つめ直す機会を与えてくれました。毎日と言っていいほど一人部屋から人が死体となって担ぎ出されていきますし、手術に元気よく行った人が実はもう手遅れだったということもあります。毎日が死と直面しているという環境は精神的にも結構ヘビーです。もう退院した今は、また日常に追いまくられて一瞬忘れてしまいますが、この10日間は、いい経験になったと思います。同室のおじさんたちともすっかり友達になりましたし、いろいろな話を聞かせていただいて、いい人生勉強をさせていただきました。退院するときに一人のおじさんが言いました。「にいちゃん。みんなに入院生活どうだったて聞かれたら、耳原大学でいい勉強したって言いや!」と。ほんと、その通りです。


大腸癌の退院後については、こちらをご覧ください。
大腸癌の予後については、こちらをご覧ください。
↑TOPに戻る