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ロードバイシクルを始めませんか?

自転車はいつでもどこでもきがるにできるエアロビ(有酸素)運動です。自転車に乗ることができて、自転車を購入するお金があれば始められます。風をきって走るのほんとうに気持ちいいものです。そんなに強度を高めなくても、体力づくりもできますし、とくにダイエットにも効果大です。

私が自転車を始めた理由

私が自転車を始めたのはもう10年以上前。三十路になったばかりの頃で、持病化してしまったアキレス腱の腱鞘炎を直すために、通っていた鍼灸院の先生に「中江さん。いくら鍼をしてもやはり体重をもう少し落とさないと治りませんよ」といわれたのがきっかけ。一番最初は続けられるかどうかわからないので、友達に自転車をもらって自転車通勤を始めました。そして3カ月ほど通い続けることができたので、その後自転車を購入しました。そしてそれから毎日片道15kmを通勤した結果、約8カ月くらいで約10kgの減量に成功しました。(今はもうサマーシーズンしか乗らないので、体重もすっかり元通りですが) ほぼ毎日乗っていれば、好きなものを好きなだけ食べていても必ず痩せられます。ほんと、基礎代謝も上がるし効果ありますよ。ただ、レースに出たくなるほど熱狂的な自転車フリークにならないとそんな短期間減量は無理ですが、マイペースで行っていても確実に痩せていくはずです。ぜひ試してみてください。

自転車レースという趣味

自転車は10万円程度でそこそこのマシンが用意できます。たしかにもうすこし安いマシンもありますが、あまり廉価なモデルになると耐久性に難があるので、結局真剣に乗りこなすとすぐにガタが来て買い換えなければならないことになります。そんなモデルはパーツも単体売りしているものではないので、できれば本気でするのでしたら、それなりの自転車を買うようにしましょう。 一般的に草レースに出ているロードレーサーたちは20〜40万円くらいのモデルを使っています。私も現在はその価格帯のモデルに乗っていますが、自転車にぴったりの自転車に出会えばなかなか愛着がわいて乗り換えられないのが本音です。 1台目は13万円くらいのZUNOW(ズノウ)のオーダーバイシクルでオリジナルをオーダーし、その後ヨーロッパの外車に興味がわいてきて、名門COLUNAGO(コルナゴ)のコロンバスSLフレーム(右写真)、さらには、往年の山岳スペシャリスト(ヨーロッパのレースで登りの強い選手のこと)BATTAGLIN(バッタリン)ブランドのフレーム(コロンバスのSLX使用・写真左)に乗っています。 これは1987年にステファン・ロッシュがダブルツール(ツールドフランス&ジロデイタリア)と世界選手権を制した時のフレームで、今をときめくカレラチームの初期モデルでもあります。

自転車はけっこう厳しいスポーツです。

自転車はそれなりにも楽しめるスポーツですが、競技志向で考えれば自分に対して甘えの許されないかなり厳しいスポーツです。「3日乗らねば、ただの人」ということばがあるように、乗り続けなければすぐに筋肉が落ちてしまいます。たとえば年に一度鈴鹿サーキットで行われるSHIMANOのレースに出ようと思えば、(もちろん個人の能力差はありますが)10カ月程度は毎日トレーニングしないといけません。できれば雨の日も室内でローラー台に自転車を乗せてトレーニングするくらいでないと集団走行についていくことはできません。

「足が太くなる」というのはまったくの偏見です。

よく足が太くなるからという方がいらっしゃいますが、それは日本で自転車というと競輪のイメージがあるからでしょう。実際重いギヤばかりを踏んでいると、足が太くなるのは事実(私がそうですが)。軽いギアで回転数を上げる乗り方をしていれば、確実に足の皮下脂肪を減らすことができます。だから本場ヨーロッパでツールドフランス(フランスを1周する世界一の自転車レース)で走っている選手たちを見てください。みんなマラソンの長距離選手のようなからだをしています。 日本はなんとっても世界戦10連覇(もうこんなことでるひとは居ないでしょう)という中野浩一選手を代表に、オリンピックのトラック競技選手などみんな速筋タイプの選手が活躍しているので、そういうイメージになるのはしかたないことでしょう。 一方ロードレース選手は、まだまだ世界レベルには達っしていません。やはり体格的な差があるのと、自転車レースに対する伝統と歴史の重みを考えればしかたないこどしょう。ヨーロッパの子供たちは小さな時から自転車選手に憧れて自分もその選手になろうとレースを小さな時から始めるのですから、やっぱり日本の自転車文化(文化になっているというのも疑問ですが…)では歯が立ちません。


安全な自転車通勤についてのアドバイス

私も10年以上自転車通勤しています。車道に出てきたおばさんをはねて半年以上入院させてしまったり、右折ウインカーを出していた軽四が急に左折してきて巻き込まれたなどの事故経験はありますが、どうにか大きな怪我もせず通勤してこられたのは、それなりの安全術を心得ていたから。今回は思いつくままに披露いたしましょう。

■とにかく目立ちましょう。

自動車に対して安全であるということは、とにかく自分の存在を相手に認知させることが必要です。とにかくウエアはロゴマークや色の派手なものにしましょう。熱帯魚のようなウエアを着てドライバーたちに「なんや派手なやつやなぁ」と後ろ指刺されるところから、安全走行の第一歩が始まります。生死がかかっているのですから、恥ずかしがっていてはいけませんよ。

■手振りは積極的に使いましょう。

自転車だって、立派に車道の一部を使わせてもらっているのですから、車と対等のコミュニケーションをとらなければ、なりません。たとえば走行中、右に車線変更するときは、右後ろにいる自動車に必ず手をあげて合図するようにしましょう。自分が左に戻れて、待ってくれた車が右を通り過ぎる前には、また右手をあげてお礼の合図を出しておきましょう。私の通勤しているのは都心部の朝ですので、だいたい同じ車と一緒に何回も抜きつ抜かれつしながら、通勤することになるのであまり周り車を怒らさないようにすることが大切です。

■車を見るな! 頭を見よ!

自動車の後ろを走っているときなど、車の動きだけに注意しがちですが、できれば運転手の頭にも目を向けてください。たとえば、左の方ばかり見ているドライバーは駐車場所を探している場合が多いので、ふいに停車することがあります。きょろきょろしているドライバーも何か目的地をさがしているので、急に車を止めたりしがちです。(いい女に目を奪われているすけべドライバーの場合もありますが)そのほかにも頭の動きというのは、けっこう人間の行動を予測するのに役立つので、できるだけ見るようにしてください。もし、ルームミラーやサイドミラーでドライバーと目が合えば、ドライバーもこちらに気づいていることがわかります。そんなドライバーはゆとりのあるドライバーなので、こちらも安心というわけです。

■ワイドミラー装着車なら、近づいても……いいとも!

車の近くや後ろを走行するときは、安全に対する心がけができいている車に近づきましょう。とくにチェックしたいのがルームミラー。ノーマルのまま走っている車はダメ〜ダメ〜。純正品なんて車検を通るためだけについているようなものですから、きっちりとワイドタイプのミラーに変えていない車は、はじめから安全に対する意識が欠落しているのです。ノーマルなら死角も当然できるわけですから、前述したようなドライバーとサイクリストの目が合うということもしずらくなります。つまりこちらの存在に気づきにくいから、当然危険であるというわけです。

■車線はなるべく独占しましょう。

と書くとヒンシュクを買いそうですが、自転車通勤だからといって遠慮して左の隅っこばかりを走っていると、右すれすれに頻繁に車が通り過ぎていくことになるので、かなり危険性が上がります。できるだけ脚力をつけて後ろの車に迷惑がかからないようなスピードで車の群と一緒に走るようにしましょう。それなりのスピードが出せるようになれば、自動車も仲間に入れてくれるようになりますよ。

■夜は絶対にライトを点灯させましょう

夜間走行時は絶対にライトを点灯させること、とくに自動車は車道を走る自転車なんて予想していない存在だけに、必ず自分の存在をアピールするようにしましょう。前方には通常のライト、後方には点滅式のライトをつけておきましょう。とくに点滅式のライトは遠くからでも注目率が上がるので、安全な夜間走行には欠かせません。